成増塾設立20年で思うこと

突然ですが、今日からブログ書きます!

成増塾関係者のみなさん、また、成増塾に関心をお持ちのみなさま!
今日から9月、やっと朝夕涼しく感じられる季節が到来しました!

私が、成増塾を立ち上げてから、今年で早20年経ちました。
最初は、私が借りていた成増のマンションの集会室で始めた成増塾が、20年間なんとか存続し、それどころか、ここ数年では、かなりの勢いで伸びていることは、自分でも驚きであり、また、すごくありがたいことだなー、と素直に思います。

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設立20年という一つの節目を迎えられたこともあり、私が今まで経験してきたこと、印象に残っていること、最近考えていることをブログという形でお伝えしようと思います。

成増塾の公式ホームページでは、書けないようなことも、このブログでは書いていくつもりです。
初回は、「成増塾は、なぜ、20年間続き、いまだに伸び続けているのか」を自分なりに考えてみます。
皆さんもご存じの通り、世間では、塾、予備校業界は、かなり前から冬の時代に入った、と言われています。

まず、少子化。
受験人口が全盛期の半分くらいになってしまいました。
「予備校冬の時代」を象徴する出来事が、皆さんの記憶にも新しいと思いますが「代ゼミの校舎の大量閉鎖」です。

私は、成増塾を立ち上げる前、代ゼミの講師をしていました。
私が、代ゼミの講師になったとき、代ゼミは、まだまだ勢いがあったように思います。
当時、代ゼミの講師は、予備校講師の中では「あがり」とされていて、同業者の中では「あの人、若いのに代ゼミの講師だって!」と尊敬のまなざしで見られていたことを覚えています。
その理由の一つは、人気講師の破格の年収です。

実際、代ゼミで人気講師ともなると、年収2000万以上はざらでした。
フェラーリなどの高級車に乗って、ブランド物で身を固め、まるで、芸能人のようなオーラを放つ人気講師が、講師室で生徒のテキストにサインをしたり、握手の求めに応じていたのを覚えています。
私は、代ゼミの講師になりたてのときは、そのような人気講師を目の当たりにして「こんな世界が本当にあるんだ!」と驚いてばかりの毎日でした。
それから20年、代ゼミは規模を縮小し続けており、今ではあの当時の勢いは全くありません。
その一方で、マンションの集会室から始まった成増塾はここ数年で受講者数を2倍に増やしました。
その原因を自分なりに考えてみたいと思います。

次回へつづく

2016-09-01 | Posted in コラムNo Comments » 

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